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パリから帰ってきて一息つく間もおかずに、水戸へ行って来た。数日前はマリーアントワネットやナポレオンの街にいたのに、今度は水戸黄門の街(笑)。
そもそもは水戸芸術館で見たい写真展が開催されていたので、行くなら会えたらいいねってまゆみごんのBBSではなしていたら、そうなった。 だからオフ会といってもBBSメンバーはおれとまゆみごんとサカイさんの3人で、あとはサカイさんのトモダチとまゆみごんのカレ。おれは一人、ってな感じだった。
ネットでは知っているのに、実際に会ってないから、すごく不思議だよね。昔雑誌の文通コーナーってあったじゃん?そこでで知り合った人と初めて会うときもこんな感じだったんだろうな、なんて。
オフ会のことはまゆみごんのサイトに書いてあるからここではあまりかかないけど、行ったところは水戸芸術館と茨城県庁展望台(笑)。しっかり観光して、安くておいしいケーキを食べて、コーンスープ論を語って帰ってきました。
展覧会は、おれと同じ年代の女性写真家だけ10人の作品を集めたもので、はっきり言ってすごく難しい内容。みんなが撮る写真と一緒みたいなんだけど、それがかえって難しくしているのかもしれない。みんなが観て「きれいねぇ〜」なんて言う写真とは全然違う。
まゆみごんたちは特に写真が大好き!というわけでもないから、どうだったんだろ・・・?なんて。
この展覧会で印象深いのは、参加した作家が「水戸を撮る」をテーマにして作品を作ったコーナー。テーマを決めてみんなで撮ると、一人一人の感性や技量が浮き彫りになるんだけど、今回もそうだった(笑)もう技量の差が出まくり(^.^)。ぱっと観てもよーく観ても、ヘタクソにしか見えない作家(ヤツ)もいたし、限られた時間でも完璧に自分らしい写真を撮っている作家もいたし。おもしろいもんだねえ・・・
どちらにしろ、おれら男性の写真とは全然違うよな〜、こういうのを撮りたいんだけど、絶対撮れないもんなー、と感性の違いを痛感した展覧会でした。
(1999年5月30日)