終わり悪ければ全て悪し?!
Parisへ行ってきた
5/24〜28まで、芸術の都パリへ遊びに行きました。行程は・・・
と、何とも強行軍でした。で、強行軍なりにいろいろありました。
まず、ホテル。二人部屋だったんだけど、なんと広さ4畳半ぐらいの所にダブルベッドが一つ。オンナノコと一緒ならいいけど男同士でダブルはいやだなあと思ってカバーを開けたら、なんとシングルベッドを二つ並べてあるだけだった。でもそのシングルベッドがまた小さくて、幅は体の横に手を置いたぐらいしかないし、長さも180センチぐらいしかないから、布団に潜り込んだらもう身動きできないという感じ。
で、翌日朝から行動開始。同期のSちゃんと一緒に動いたんだけど、ヴェルサイユは広すぎてとても半日じゃあ回りきれないという感じ。一日中いないと回りきれないなあと思った。
で、パリ市内に戻ってからオペラ近くのカフェでランチを取ったけど、メニューがよく分からない・・・(^_^;)オムレツというのは分かったからそれを頼んだけど、やっぱ量は多いよ・・・
そのときKirも飲んだんだけど、そのせいか右目が赤く充血してきちゃって、でもコンタクト道具はホテルに置いてきちゃったし・・・困って薬局に入ったけど、上手く説明できないし・・・一応目薬買ったけど、何用の目薬なのかも分からない状態(笑)
コースとしてはオペラ座-マドレーヌ寺院-エリゼ宮-シャンゼリゼ-凱旋門-シャイヨー宮-エッフェル塔と歩いて回った。写真撮りながら。途中、エリゼ宮でシラク大統領のゲストが帰るところに遭遇して中をちらっと見ることが出来たり、サングラスを買ったりSWATCHを見たりした。SWATCHは日本の方が安かったよ。
そしてエッフェル塔に上ったさ。パリって思ったより小さいなあと言う印象と、パリ郊外も結構都市化されているんだなあと言う印象と両方持った。それにしてもよくこんな高い塔を建てたなあとも。
テイクアウトのレストランで夕食を買ってタクシーでホテルへ帰ったさ。
次の日は一日中自由行動。前日にルーブル美術館(昼食も)-買い物-ノートルダム大聖堂-欧州写真館-夕食というルートを考えてあって、朝早速メトロでルーブルへ行ったんだけど・・・な・なんとルーブル美術館はストライキ!早くも予定がぁぁ・・・。
仕方なく歩いてオランジェリー美術館へ行ってみたんだけど、そこは予約してないヤツは13時からしか入れないよ・・・ 。また歩いてオルセー美術館へ行ったらここもストライキ!・・・なんてこったい・・・仕方ないのであきらめて買い物しようと地図を見ながらレンヌ通りの方へ歩いていったとさ。
レンヌ通りではまず紅茶屋が目に留まったので入ってみた。JC&Cというところだったんだけど、フルーツティーのいい匂いが充満してた。そこのご主人は結構日本語が出来るし、商品説明にも日本語があったから?って思ったら、なんとお台場のパレットタウンに8月から店を出すんだって。さすがに値段はパリよりも数百円高いけど。そこで紅茶を量り売りで買ってこいとの指令を遂行。あとはワインオープナーを買ったり、アニエス・ベーに行ったり。アニエスは日本とほとんど値段が変わらなかったし、日本にないものはちょっと色がハデすぎたりしたから何も買わなかった。
そのあとまた歩いてルーブルの方に戻って怪しいサッカーショップへ。何が怪しいかって、看板がフランス語よりも日本語の方が多かったから。でも店員はフランス人。日本語べらべらだけど。もう日本人と見たらワールドカップの売れ残りを薦める薦める・・・こっちはそんなの欲しくなかったから「ジダンのグッズあるか?」って言ったら奥から出してきた(笑)
あとルーブルの地下街は開いていてぶらぶらしていたらマン・レイのTシャツを発見したから即買い。
そこからまた歩いて欧州写真館へ。途中にあった美術本専門の本屋でユルゲン・テラーの写真集が半値で売っていたから買ったり、100年も続いているオリーブオイル屋に入ってみたり。
よく考えたらこの旅行は雑誌購入の旅みたいな感じだ。買った雑誌はNum屍o, VOTRE BEAUT?, ELLE, JaLouse, VOGUE(Deutsch/Paris)。買いまくったよ・・・おかげで重かった(^_^;)
欧州写真館は開いていた。よかったよここまで歩いたのにやってなかったら悲しいからね。実はここは水曜の17時から20時までは入場料無料になるんだ。だからおれらもそれねらいだったの。展示していた作家はコンテンポラリー系だった。ストレートな写真じゃないんだけど、写真よりも絵を見たかったSちゃんにとっては「こういう写真もあるんだ」と新鮮だったみたい。森村泰昌のもあったし。
ここの建物は古い建物の横に新しい建物を建ててつなげてあって、ちょっと周りとは趣が違った。でも窓とかないし、色も合わせてあったから違和感はなかったけど、パリにしては珍しいなあと思った。
そのあとノートルダム大聖堂を見て夕食探し。オイラが行きたかったビストロが見つからなくてだんだんヤバイ方へ行っちゃって、結局カフェに入っちゃった。フランスのおいしい料理を食べられなくてSちゃんにすごく悪いことしちゃったなあと今でも大後悔・・・(;-_-X;)。
そんな感じでもう帰りの日。これがまた大変だった。まず、空港の機内預け荷物の作業員のストがあってさ・・・飛行機は45分遅れになっちゃってロンドンで間に合うかどうか心配だったし(結局間に合ったけど)、あと機内食の時に薦められて飲めないのにワイン飲んじゃって、しかも成田着陸時に飛行機が大揺れして、もうゲロゲロ。マジでやばかった。みなさまにすごく迷惑をかけてしまったよ。だから終わり悪ければ全て悪し、なのさ(^_^;)。もう二度と飛行機ではアルコールを口にしないし、酔い止め薬はしっかり飲むぞ!
(1999年5月28日)