日本アルペンラリー2002（画像は下にあります） 日本アルペンに行ってきました。草津温泉のホテルヴィレッジに前日泊し、翌朝9時前に天狗山スキー場に行きました。ぎりぎり第5駐車場に止められましたが、びっくりしたのはインプレッサだらけ（笑）群馬はスバルのお膝元ですが、ここまでインプだらけだと笑えます。そしてすでに満員のバスが何台も何台も過ぎ去るのを見て、すでに３連ヘアピンはいっぱいだろうな、と思いました。 バスに乗り15-20分ほどで林道小雨線の入り口に到着。そこから下り坂を歩いていくわけですが、北海道の時よりも緩い斜面で、しかも舗装路なので歩きやすかったです。で、コースに入って場所探し、スタート直後はまだ人がまばらだったので、やっぱ人気は３連ヘアピンだなと想像できました。実際ヘアピンの入り口からすでに人が多く、坂も急なので降りるのがいやになって、スタート地点から二つ目のコーナー出口に逆戻りし、小高くなっているところの橋に陣取りました。ここなら１コーナーから２コーナーの加速していくところが見渡せます。この時点で9時40分くらい。スタートは12時47分… 雨はだんだんとやんできましたが、それでも気温10度前後の藪の中で３時間は結構きついです。でも結構あっという間にたってしまいました。その原因はある親子にあり…（よたよたしか歩けないくらい太った小学生とお兄さん、お父さんの３人連れで、袋いっぱいのパンやポテトチップスなどの食料。父＆兄が弟を残して場所の偵察。その間彼はバックからおもむろに「ビーフジャーキー」を取り出しむしゃむしゃ。それで俺のハートをがっちりキャッチ(^。^;)。しかも道から観戦場所の２歩くらいの斜面でもものすごい怖がりよう。周りの人に助けてもらいながら斜面を上がった後は、椅子にどかっと腰掛け食料の消費。人の弁当をものすご〜〜く羨ましそうに見る目線とか、興味は尽きず。父は父で酒を飲みながらSTiの前の社長だった山田さんに「海外のラリーはこうでこうで」とうんちくをたれ（正体知ったら驚いただろうな）、終いに千鳥足に…無事帰れたのだろうか）。またコース封鎖直前にどこかで見た老夫婦が…STiの山田元社長でした。奥さんは初めてラリーを見るらしく、それを山田さんが教えるというほほえましい光景でした。でも敷物とかお持ちじゃなかったので、僕らが使っていなかった敷物を渡したり。 そんなこんなで000、00，0号車が通り過ぎ、いよいよ新井インプレッサWRCの登場です。スタート地点から離れていないので、スタート待ちの回転数あげている音とか、スタートした瞬間からずっと音が聞こえるのがまたいい感じでした。そして姿を現したインプWRC…速すぎる。興奮しまくり。そしてポッサムのインプ…エボみたいにバックファイア出しまくり。その後続々有力選手が来ましたが、西尾さんはスタート順はそれほど速くなかったんですけど速かった！。そして北海道でも撮影して、メールを頂いたりしていた後藤さんがナビの24号車…相当速いスタートでがんばっていてびっくり＆感激。そして最後の方に評論家でテレビのラリー番組でおなじみの国沢さんの34号車が…派手な走りでギャラリー再び盛り上がり。通過後のコーナーからスリップ音！国沢さん以外音鳴ってないよ！それくらい派手な走りだったようです。たまたま隣にいた永元カメラマンに「凄いですね」と話しかけたら「国沢さんギャラリーの前だけは速いんだよ」なんてことをおっしゃってましたが(^。^;)、でもこれでまたギャラリーは盛り上がりました！ 出走が30台前後ということで予定より早くSS21終了になり、30分ほどコースがオープンになりました。トイレは近くのグランドに６機設置されていたためあまり待たずよかったり、フランクフルトとか温かい飲み物とかもそこで売っていたりしてよかったです。SS21が終わった後、山田さんやメディアの人々はゴールに行くためか続々と去っていき、ゆったりみれるようになってきたのですが、オフィシャルの人が、最後のSSですからみんなで盛り上げていきましょうとか、声をかけていて、ラリーが本当に好きなのがわかっていい感じだなと思いました。 そしてSS24。新井選手・ポッサム・西尾さんは切れた走りで速い！高田・後藤組のエボもまだ残っていてよかった〜。この雨で結構リタイヤがでているようで、SS21ではいたはずの車が顔を出さなかったりしてました。国沢さんも無事なようですが、ほかの偏りかなりコーナーの出口でふくらんでしまっていました。 そして無事、予定よりも1時間近く速くコースオープン。スタート地点に近かったため、バスもすんなり乗れ、16時には天狗山駐車場に着いていました。その後冷えた体を温めに「草津温泉館」に行ったのですが、そこの露天風呂で一緒になった人から、国沢さんリタイヤしたことを聞きました。彼らは3連ヘアピンの一個目にいたそうですが、SS24では来なくてあれ？っと思っていたら藪の中にいた、と言っていました。コーナーでふくらんだ後コースオフしてしまったんですね… そんな感じで小雨で寒かったのですが、ラリーは凄く楽しめました。迫力があったのと、オフィシャルの方や運営の方がすばらしかった。来年APRC開幕戦になるそうですが、また行きたいと思います。 では、画像です（クリックすると別ウィンドウが開き、大サイズで見られます）。 SS21 Kusatsu Onsen I
SS24 Kusatsu Onsen II
※の写真はニシオガレージおよびモータースポーツ＠ニフティのニシオガレージニュースでも見ることができます。 2002.10.20 |
