東京都写真美術館で「アーヴィング・ペン全仕事」展をやっていた。 都写美といえば、オイラの元バイト先であり、お世話になった先生もいて、といった感じなんだけど、今回もチケットを先生に送って貰ったのに後で後でと思っていたらあっという間に会期終了が近づいてて、あわてて夜行ったのだ。アーヴィング・ペンは見たかったしね。 で、感想。ペンの作品って、VOGUEとかに載ってるのしか知らなかったんだけど、いろんな物をとってるんだな、と新発見。静物もとってるんだけど、やっぱり人物写真はすごい力があったな。 でも、朝日新聞とかがかんでるからか、結構な観客だった。だからいっそう気になる点が浮き彫りになった。
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その気になる点っていうのは、会場レイアウト。人の流れがクロスしちゃってるから全然スムーズに流れない。デパートの中にあるギャラリーじゃないんだからさぁ、って感じ。 それに、向こう(シカゴ)の指示かも知れないんだけど、前半は写真をいくつかカテゴライズして、それ毎にコの字型に区切りをつけて見せてるんだけど、そのスペースが狭いから、人がたまってしまうんだよね。ゆっくり見れ養いって感じ。 3階の常設展も見ました。ヨーロッパの写真表現。よかった。こういう展示の方が勉強になって好きなんだよね。人も少なかったし・・・って、なんで2階には人があふれてるのに3階には人がいないんだろ。不思議だよなぁ・・・。 いつも思うんだけど、タルボットの"The Pencil of Nature"、遮光しなくてよいの? |
(2000年1月21日)